垂直行動記

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「すごい会議」会議が上手くいかないあなたへ

概要
ユダヤ人マネジメントコーチであるハワードゴールドマン直伝の経営ミーティング手法。

出会い
企画が行き詰まっていた時に社長からオススメされた本。その場で借りて、帰りの電車で一気に読みました。

内容
基本的に意見を紙に書いて順番に発表していく。
質問は「なぜ」と聞いてはいけない。「どのようにすれば」に置き換える。

手順概要
始める前に
1、自分自身の上手くいっていることを紙に3つ以上書く。
2、測定可能な目標を5秒以内に書く。
3、誰を会議に呼べばいいかリストアップする。

会議スタート
1、参加者に上手くいっていることを3つ以上書いてもらう。それを発表してから会議を始める。
2、この会議で得たい成果を書く。
3、問題や懸念を書き、それをどのようにすればの形に置き換える。
4、言えない問題は何かを書き、それをどのようにすればの形に置き換える。
5、あなた自身のひどい真実は何かを書き発表する。
6、戦略的フォーカスをメンバー全員で作り、合意し約束する。
7、戦略的フォーカスにニックネームをつける。必要な担当分野を6つほど前決める。全員で考えまとめて、担当者を決める。
8、コミットメントリストにコミットメントを記入してする。進捗を最低一週間に一度チェックする仕組みをつくり合意しておく。
9、今から1ヶ月以内に起こすインパクトは何か発表する。


詳細
1、目的【イケるムードを作る】
質問。いま、上手くいっていることはなにか。

2、【経営の意思を作る】
達成したいことは何か。

3、【会議に出る目的を意識させる】
この会議で達成したい事はなにか。

4、【問題を整理する】
いま直面している問題は何か。
ここで出てきた問題は全て発表が終わったらどのようにすればの質問に置き換える。
例、会社がつまらない→どのようにすれば会社が面白くなるか。

5、【タブー破る】
言えない問題は何か。

6、【パーソナリティな部分を明かす】
あなた自身のひどい真実は何か。

7、【目標を立てる】
これからの6〜12ヶ月で、このチームが達成する成果は何か。
ここで立てられた計画を戦略的フォーカスと呼ぶ。

目標の1行目は6〜12ヶ月後の日付にする。2行目は具体的に測定可能な数字にする。3行目はそれがこのチームにとってどんな意味を持つか。例、それを達成することによって世界1のサービスカンパニーとしての準備が整う。

8、【期待を合意する】
戦略的フォーカスを達成するのに必要不可欠な担当分野は何か。

分野が決まったら、担当者も決める。

9、【コミットメントリストをつくる】
それぞれの担当者が、いつまでに何を達成すれば戦略的フォーカスが確実に達成されるのか?

ここで作ったリストは1週間に1回程度チェックする仕組みをつくる。

ヒント、戦略的フォーカス、棚卸しした問題群、自分が期待されていること。

10【モチベーションの向上】
いむから1ヶ月以内に、自分の起こす1番大きなインパクトは何か。

明確な目標が合意され、自分になにが期待されるかご明確になり、自ら宣言した約束があると会議室を出たあとにすぐにアクションを起こしたくなる。

セットアップ
リーダーは誕生日席に座る。
長時間の会議では炭水化物クッキー等を用意する。
やばい話が出来るくらいのプライバシーを保つ。
携帯の電源を切る。
巨大ポストイットを用意し、それに意見を書き貼っていく。

感想
今まで会議を行っても特定の人しか発言せず、会議が上手くいかない事が多かったのでこのやり方を試してみようと思う。

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