垂直行動記

日々の活動きろく

「運を支配する」

概要
雀鬼会」創設者で20年間無敗と名高い桜井章一
この両者が麻雀を通して、運とは何か、どうすれば運を引き寄せるのか。特に藤田氏が仕事に翻訳しながらまとめている。

出会い
麻雀が好きなので、この両者の事は昔から知っていた。特に藤田さんの本は渋谷で働く社長の告白が面白く、前々からこの本も読みたいと思っていた。しかし、中々購入する機会が無く読めずじまいであった。そんな折に、いつも麻雀を一緒に打つ友人が読み終わったから、と貸してくれたのである。神。

メモ。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ。麻雀は圧倒的に忍耐のゲームであり、これは仕事においても同じ。
焦らずまれにやってくる機会の際に一気に攻める。

プレゼンにおいても相手とやり取りする際、相手の立場から見える自分自身を想像出来てこそ、一流である。

感想
藤田さんと麻雀打ってみたし。

運を支配する (幻冬舎新書)

運を支配する (幻冬舎新書)


「超一流の雑談力」雑談こそ真理

概要
普段何気なく行われている雑談。しかし、その雑談も正しく使えば、最強の武器となる。より良く生きるための雑談力を具体的に解説。

出会い
TSUTAYAで本を漁っていた時に今週のベストセラーで1位になっていたので、目に留まり購入。ベストセラーにそのまま従って買うのは何だか負けな気がしたけれど、自分の雑談力の低さは常々気になっていたので、引っかかるものもあり買ってしまった。


メモ
相づちでなるほど、そうですねはダメ。
相槌のさしすせそ、さすがですね。知らなかったです。素敵ですね。センスが良いですね。それはすごいですね。
何か特別なことをされているんですか。と聞く。
なぜですか、と聞いてはだめ。
常に口角をあげる。
事実にちょい盛りして話す。
反論されたら、見落としてた。で反論せずに納める
前回教えてもらった事にふれる。
会話の対処法。
ボスタイプ
話のテンポが早い、興味のある話しには食い付いてくる、会話中でも遮って質問してくる。目の奥が鋭く、値踏みしてる感がある、腕を組みながら話しを聞いている。
→相手のメリットのある話しをしていく。相手の求める事に明確に答える、まず結論から。
呟き褒め、メンターになって下さい。が有効
マイルドな良い人
感じのいい印象、うんうんとよく頷いて聞く、ゆっくりのテンポで反応も遅め、話が長くプロセスを語りたがる、否定する言葉を使わない。
→ギリギリの押しを強めで。
分析家タイプ
きちっとした雰囲気、反応が薄く、淡々としている。冷静な受け答え。納得いかないと何度も質問、細かい点を気にする。
→知識欲や好奇心を満たす会話。好きな分野について話す。結論から話し、後から説明する。
ネアカタイプ
Gちゃん、Mくん。(特徴を書くのが面倒になったので、特徴がぴったり当てはまる知り合いに置き換え。笑)
→その場が楽しくなる雑談、ちょい盛りを使う。理詰めてば攻め切れないところがある。乗せて乗って楽しい会話にする。
控えめタイプ
Sくん。
→相手に合わせる。話すのが遅い時はゆっくり話す。焦らず相手の言葉を待つ
交渉において。
雑談の流れのまま本題に入る。
いまの話で思い出したのですが、お話を伺っていて、お力になれると思ったのですが、わたくしども同じ事を考えておりまして。
雑談からヒントを得た体に。
ポイントは3つあります、と話の予告をする
普段から心がけること。
エレベーターで何階ですか、と聞く。
お会計の時に店員さんと一言はなす。

感想
相槌1つとっても少しの言い回しの違いで印象はぐっと変わると感じた。雑談も自分本位ではなく、相手によって柔軟に使い分ける事が大事。5パターンを覚えておいて、あとはひたすら実践してみよう。
ためになる内容が多かった、中々オススメの本です。

超一流の雑談力

超一流の雑談力




「勝ち続ける意志力」

概要
日本人初のプロゲーマー、梅原大吾は何故勝ち続ける事が出来るのか。勝ち続けるための考え方、生き方を自身の経験を交えながら語る。

出会い
尊敬しているとあるベンチャーキャピタリストの方が、ブログでオススメの書籍として紹介していた。
他にも幾つか紹介されていたが、何となくピンときて一番最初に読んだ。

メモ。
勝ち続けるためには、日々少しづつ継続的に努力をすること。
結果を出すためには、結果を求めてはいけない。目的と目標を混同してはいけない。大会に勝つ事を目的としていると、負ける。目標を勝つ事において、目的はあくまで試合に出る事。それにより、勝つ事を意識し過ぎずに普段通りの自分で普段通りのパフォーマンスを発揮することが出来る。

感想
1度挫折して、麻雀を極めようとした、という話に麻雀好きの自分としてはテンションが上がった。ただ、麻雀においても上達するためにウメハラ氏が行っていた事は信じ難い程ストイックで、中途半端に麻雀の世界に足を踏み込んでいるからこそその凄さが分かった。世界一たる所以を垣間見た気がした。

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)


「人間関係にうんざりした時に読む本」全てのうんざりピーポーへ捧ぐ。

 目次

 

 うんざりとは

  1. [副](スル)
  1. 物事に飽きて、つくづくいやになるさま。「あまりの長話に―する」
  1. 期待が外れてがっかりするさま。げんなり。「あの作家がこんな文を書くとは―してしまう」*1

 

 

出会い

人間関係に

うんざりしていた。

わけではない。

いや、

棚に陳列された、数ある本の中からこの本が目に留まり、手に取り、カウンターへ向かった。

意識の水面下で

まるで水が下流へと流れていくように、何の淀みなく、違和感なく、自然にその動作は行われた。

 私はうんざりしていたのだ。心の中では。

ちょっぴり、うんざりしていたみたいだ。

 私的まとめ

「きつい人」に対しての付き合い方が具体的に書かれている。

「きつい人」とは二言目にはあなたを批判したり、叱責したり、冷笑したりして、あなたの自尊心を傷つける相手である。

結論は、肯定、同意すること。

「お気持ちはわかります」

「それは無理もないですね」

肯定することによって、相手の溜飲を下げ批判する気を無くさせる。

また、「きつい人」に自分自身がならない方法も書かれていて、少し言い回しを工夫するだけでも効果がある。

心理学の観点からも言及されていて、学術的な側面からのアプローチもされている。

 

感想

「だから、お前はだめなんだ」

「はい、その通りです」

 

「まったく!何をやっているんだ君は!」

「はい、お気持ちは分かります」

 

 

、、、、、、、、、

 

 

(ヾノ・∀・`)ムリムリ

 

 

「きつい人」に自分自身がならないように気をつけようと思います。

ちょっとした言い回しの差で、いとも簡単に人は「きつい人」になってしまう。

気をつけましょう。

 

 

人間関係にうんざりしたときに読む本

人間関係にうんざりしたときに読む本

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:goo辞書より

「人を動かす」Dカーネギー。なにこれただの超人

 目次

 

 「カーネギー」って誰?

デール・ブレッケンリッジ・カーネギーDale Breckenridge Carnegie:1922年頃までは「Carnagey」と表記)(1888年11月24日 – 1955年11月1日)は、アメリカの作家で教師にして、自己開発、セールス、企業トレーニング、スピーチおよび対人スキルに関する各種コースの開発者。ミズーリ州の貧しい農家に生まれ、今日でも支持の高いベストセラー『人を動かす』(1936年)(原題:How to Win Friends and Influence People)の著者として有名である。また、『道は開ける』(1948年)(原題:How to Stop Worrying and Start Living)、(原題:Lincoln the Unknown)(1932年)なども著している。 カーネギーの著書では、他者に対する自己の行動を変えることにより、他者の行動を変えることができる、という考えが柱のひとつとなっている。*1

「人を動かす」ってどんな本?

道は開ける』と供に、デール・カーネギーの代表的な著書。自己啓発書の元祖と称されることも多い。著者の経験に基づく多くの例を挙げている。日本国内で430万部、世界で1500万部以上を売り上げている。発売から70年近く経った現在でも売れ続けるという超ロングセラーになっている。

日本での評価も非常に高く、経営者が勧めたり、新人研修に用いられたりする事も多い。

ミハイル・ゴルバチョフの伝記によれば、当時の米国大統領ロナルド・レーガンから勧められて読んだとされている。以後、首脳との会談で、質問から話を膨らませる手法が明らかに増えたとされる。*2

 

 

出会い

この本との出会いは運命であった。

 

きっかけは会社の社長の一言。

カーネギーの人を動かす、これは読んでおくべきだよ」

 

「ほーん、今度読んでみるか」

 しかし、5分後、ニワトリスペックの私の頭はばっちり忘れていた。

 

そして、2週間がたったころ、台湾へ旅行に行っていて旅中に泊まっていたゲストハウスの本棚をふと眺めていると

 

ん?

 

「人を動かす」

 

むむむ!!!???

これは、、、、どこかで聞いたぞ、、、あ、、、

 

「社長の一押し!!!」

 

なんとカーネギーがゲストハウスの本棚にたまたま置かれていました(意識たけぇ)。

時間は深夜1時、その勢いのまま読み始め、気がついたら深夜?5時。もはや朝。

とはいえ、やはりその内容は社長がおすすめする程の価値ある物でした。

 

私的要点まとめ

 

以下、台湾で読みながらメモしていた内容ざっくりまとめ。

 

人を非難しない。肯定する。美点を肯定

誰でも示すような反応では心はつかめない、マイナスの事をされた時にこそ感謝し肯定する。

敬意をもつ。

人を行動に向けて動かすためには、その人の中の深い欲求を起こさなければならない。

相手が本当に欲しがっているものを見抜いて、それを互いに利益のある形にして差し出す。自分の立場を脇に置いて、相手の立場で考える。

人を扱う時は指図するのをやめ、相手が欲しがっているもの見つける、議論ではなく対話をする。

相手の関心ごとに関心を持つ。

関心を持ってもらいたければ、相手に対して心から関心を持つ。

笑顔でいることで、ネットワークの中心に立てる。

ポジティブな感情を文章に込められないなら、書かないほうがまし。

笑顔でいるだけで、自身の価値はあがる。

ソーシャル上でも常に笑顔でいること。画像、文章ともに。

名前を呼ぶ。

話を聞く、相手に話をさせる。

毎日15の質問をすることを日課に、笑うような事があったか、他人の投稿に対して質問付きのコメントをする。

あらゆるやりとりを相手にとって重要なものとは何か、から考える。

他人を幸せにする。

人からして欲しいことを人にしてあげなさい。

議論は役に立たない。

あなたはまちがっていると決して言わない。

頭を白紙にし、自分も間違っているかもしれないことを常に意識する。

人の間違いを指摘するのは敵を作るだけである。

反論しない。私が間違っているかもしれない、かっとあなたが正しいのでしょう、と自然に言えるようにする。

成功するリーダーは必ず自分から声をかける。

絶対に穏やかに親しみを込めて話しかける。

メールを書くときは礼義正しく、気遣いの感じられる言葉でかく。

愛想よく話しかける。

はじめにイエスと言わせれば言わせるだけ、結論のイエスに到達するのが容易になる。

共感をえる。

手柄を譲る、心から感謝する気持ちが同時に必要。

相手の考えや気持ちを自分のと同様に大事にしていることが伝わったときに、はじめて会話が噛み合い、実りあるものとなる。

相手の気持ちになって考える。

気高い精神に訴える。

その写真は嫌だから載せないで欲しい、ではなく、その写真を載せると母が嫌がります。

人生来の高潔さを称え、気高い精神に呼びかける。

物語を共有する。

対抗意識を刺激する。

リーダーの最初の仕事はまず現実を明瞭にすること、最後の仕事はお礼を言うこと、その合間は召使いでいい。失敗に対しても良い部分を見つけ、まず素直に褒める、そして失敗した事実を明瞭にする。最後に建設的なアドバイスをする。

自分の過ちを話す。

自分がどんな行動を部下に奨励するかを伝えるには、自分がその行動をとること。

命令せず、質問する。

恥をかかせない。

失敗と人を切り離す。あなたが失敗したではなく、プロジェクトが失敗した。

褒めて伸ばす。

名声にこたえさせる。

共通の立場でつながる。

 

感想

 

読み終わった後の、率直な感想は

 

「なにこれただの超人」

 

それ程に衝撃的な内容だった。決して人を非難せず、非難されても肯定の言葉で返す。マザーテレサもびっくりの慈愛の心。

修得すればまさに「わいの心は海より広いやでー」状態である。

一度にすべての項目を身につけようとすると確実に失敗するので、優先順位を考えいくつかピックアップ

 

1、人を非難しない。肯定する。

2、名前を呼ぶ。

3、議論は役に立たない。

4、あなたはまちがっていると決して言わない。

 

この4つ。

普段相手の話に対して、

「いや、◯◯◯」

と否定の単語から入るのが癖になっていたことに気がついた。

 

「確かにー」

これを口癖にしていこう。否定ではなくとにかく肯定、同意を示す。

そんな訳で

台湾から帰国後、普段から意識していたら徐々に改善されてきました。良い調子。

 

ちなみに本書の事例で紹介されていた、かの有名なケネディ大統領はこれらの要素をばっちり身につけていたという。

 

 

目指せ、ケネディ

 

 

 

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

 

 

*1:wikipediaより引用

*2:wikipediaより引用