「運を支配する」
- 作者: 桜井章一,藤田晋
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: 新書
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「超一流の雑談力」雑談こそ真理
- 作者: 安田正
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2015/05/20
- メディア: 単行本
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「勝ち続ける意志力」
- 作者: 梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/04/02
- メディア: 新書
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「人間関係にうんざりした時に読む本」全てのうんざりピーポーへ捧ぐ。
目次
うんざりとは
- [副](スル)
- 1 物事に飽きて、つくづくいやになるさま。「あまりの長話に―する」
- 2 期待が外れてがっかりするさま。げんなり。「あの作家がこんな文を書くとは―してしまう」*1
出会い
人間関係に
うんざりしていた。
わけではない。
いや、
棚に陳列された、数ある本の中からこの本が目に留まり、手に取り、カウンターへ向かった。
意識の水面下で
まるで水が下流へと流れていくように、何の淀みなく、違和感なく、自然にその動作は行われた。
私はうんざりしていたのだ。心の中では。
ちょっぴり、うんざりしていたみたいだ。
私的まとめ
「きつい人」に対しての付き合い方が具体的に書かれている。
「きつい人」とは二言目にはあなたを批判したり、叱責したり、冷笑したりして、あなたの自尊心を傷つける相手である。
結論は、肯定、同意すること。
「お気持ちはわかります」
「それは無理もないですね」
肯定することによって、相手の溜飲を下げ批判する気を無くさせる。
また、「きつい人」に自分自身がならない方法も書かれていて、少し言い回しを工夫するだけでも効果がある。
心理学の観点からも言及されていて、学術的な側面からのアプローチもされている。
感想
「だから、お前はだめなんだ」
「はい、その通りです」
「まったく!何をやっているんだ君は!」
「はい、お気持ちは分かります」
、、、、、、、、、
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
「きつい人」に自分自身がならないように気をつけようと思います。
ちょっとした言い回しの差で、いとも簡単に人は「きつい人」になってしまう。
気をつけましょう。
- 作者: 杉本良明
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2008/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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*1:goo辞書より
「人を動かす」Dカーネギー。なにこれただの超人
目次
「カーネギー」って誰?
デール・ブレッケンリッジ・カーネギー(Dale Breckenridge Carnegie:1922年頃までは「Carnagey」と表記)(1888年11月24日 – 1955年11月1日)は、アメリカの作家で教師にして、自己開発、セールス、企業トレーニング、スピーチおよび対人スキルに関する各種コースの開発者。ミズーリ州の貧しい農家に生まれ、今日でも支持の高いベストセラー『人を動かす』(1936年)(原題:How to Win Friends and Influence People)の著者として有名である。また、『道は開ける』(1948年)(原題:How to Stop Worrying and Start Living)、(原題:Lincoln the Unknown)(1932年)なども著している。 カーネギーの著書では、他者に対する自己の行動を変えることにより、他者の行動を変えることができる、という考えが柱のひとつとなっている。*1
「人を動かす」ってどんな本?
『道は開ける』と供に、デール・カーネギーの代表的な著書。自己啓発書の元祖と称されることも多い。著者の経験に基づく多くの例を挙げている。日本国内で430万部、世界で1500万部以上を売り上げている。発売から70年近く経った現在でも売れ続けるという超ロングセラーになっている。
日本での評価も非常に高く、経営者が勧めたり、新人研修に用いられたりする事も多い。
ミハイル・ゴルバチョフの伝記によれば、当時の米国大統領ロナルド・レーガンから勧められて読んだとされている。以後、首脳との会談で、質問から話を膨らませる手法が明らかに増えたとされる。*2
出会い
この本との出会いは運命であった。
きっかけは会社の社長の一言。
「カーネギーの人を動かす、これは読んでおくべきだよ」
「ほーん、今度読んでみるか」
しかし、5分後、ニワトリスペックの私の頭はばっちり忘れていた。
そして、2週間がたったころ、台湾へ旅行に行っていて旅中に泊まっていたゲストハウスの本棚をふと眺めていると
ん?
「人を動かす」
むむむ!!!???
これは、、、、どこかで聞いたぞ、、、あ、、、
「社長の一押し!!!」
なんとカーネギーがゲストハウスの本棚にたまたま置かれていました(意識たけぇ)。
時間は深夜1時、その勢いのまま読み始め、気がついたら深夜?5時。もはや朝。
とはいえ、やはりその内容は社長がおすすめする程の価値ある物でした。
私的要点まとめ
以下、台湾で読みながらメモしていた内容ざっくりまとめ。
人を非難しない。肯定する。美点を肯定
誰でも示すような反応では心はつかめない、マイナスの事をされた時にこそ感謝し肯定する。
敬意をもつ。
人を行動に向けて動かすためには、その人の中の深い欲求を起こさなければならない。
相手が本当に欲しがっているものを見抜いて、それを互いに利益のある形にして差し出す。自分の立場を脇に置いて、相手の立場で考える。
人を扱う時は指図するのをやめ、相手が欲しがっているもの見つける、議論ではなく対話をする。
相手の関心ごとに関心を持つ。
関心を持ってもらいたければ、相手に対して心から関心を持つ。
笑顔でいることで、ネットワークの中心に立てる。
ポジティブな感情を文章に込められないなら、書かないほうがまし。
笑顔でいるだけで、自身の価値はあがる。
ソーシャル上でも常に笑顔でいること。画像、文章ともに。
名前を呼ぶ。
話を聞く、相手に話をさせる。
毎日15の質問をすることを日課に、笑うような事があったか、他人の投稿に対して質問付きのコメントをする。
あらゆるやりとりを相手にとって重要なものとは何か、から考える。
他人を幸せにする。
人からして欲しいことを人にしてあげなさい。
議論は役に立たない。
あなたはまちがっていると決して言わない。
頭を白紙にし、自分も間違っているかもしれないことを常に意識する。
人の間違いを指摘するのは敵を作るだけである。
反論しない。私が間違っているかもしれない、かっとあなたが正しいのでしょう、と自然に言えるようにする。
成功するリーダーは必ず自分から声をかける。
絶対に穏やかに親しみを込めて話しかける。
メールを書くときは礼義正しく、気遣いの感じられる言葉でかく。
愛想よく話しかける。
はじめにイエスと言わせれば言わせるだけ、結論のイエスに到達するのが容易になる。
共感をえる。
手柄を譲る、心から感謝する気持ちが同時に必要。
相手の考えや気持ちを自分のと同様に大事にしていることが伝わったときに、はじめて会話が噛み合い、実りあるものとなる。
相手の気持ちになって考える。
気高い精神に訴える。
その写真は嫌だから載せないで欲しい、ではなく、その写真を載せると母が嫌がります。
人生来の高潔さを称え、気高い精神に呼びかける。
物語を共有する。
対抗意識を刺激する。
リーダーの最初の仕事はまず現実を明瞭にすること、最後の仕事はお礼を言うこと、その合間は召使いでいい。失敗に対しても良い部分を見つけ、まず素直に褒める、そして失敗した事実を明瞭にする。最後に建設的なアドバイスをする。
自分の過ちを話す。
自分がどんな行動を部下に奨励するかを伝えるには、自分がその行動をとること。
命令せず、質問する。
恥をかかせない。
失敗と人を切り離す。あなたが失敗したではなく、プロジェクトが失敗した。
褒めて伸ばす。
名声にこたえさせる。
共通の立場でつながる。
感想
読み終わった後の、率直な感想は
「なにこれただの超人」
それ程に衝撃的な内容だった。決して人を非難せず、非難されても肯定の言葉で返す。マザーテレサもびっくりの慈愛の心。
修得すればまさに「わいの心は海より広いやでー」状態である。
一度にすべての項目を身につけようとすると確実に失敗するので、優先順位を考えいくつかピックアップ
1、人を非難しない。肯定する。
2、名前を呼ぶ。
3、議論は役に立たない。
4、あなたはまちがっていると決して言わない。
この4つ。
普段相手の話に対して、
「いや、◯◯◯」
と否定の単語から入るのが癖になっていたことに気がついた。
「確かにー」
これを口癖にしていこう。否定ではなくとにかく肯定、同意を示す。
そんな訳で
台湾から帰国後、普段から意識していたら徐々に改善されてきました。良い調子。
ちなみに本書の事例で紹介されていた、かの有名なケネディ大統領はこれらの要素をばっちり身につけていたという。
目指せ、ケネディ。